パクチー(コリアンダー)の室内水耕栽培日記と自己流カビ対策No.3

スポンサーリンク
Pocket

都内マンションの1室で2月中旬に
種蒔きをしたパクチー(コリアンダー)の
水耕栽培日記の3ページ目になります。

陽当たりがイマイチだと成長も遅いですが
気長にのんびり生育中(^^)

今回は、私が留守中の5日間に
カビ?!のようなものが出来てしまったため
念のため自己流にアロマでカビ対策をやってみました。

スポンサーリンク

パクチー(コリアンダー)の水耕栽培日記

ほぼ毎日やっていることは
ペットボトルの上の部分のスポンジ培地を
持ち上げて、根っこへの新鮮な空気(酸素)の入れ替えと

養液に届いていない短い根っこにも
液が触れるように下の受け皿のペットボトルや
瓶を傾けたりもしました。
(中の布に液を触れさせる)

毎日やる必要なないかもしれませんが
私が実践している畑(自然農法)は

「観察に始まり観察に終わる」

と言われています。

室内での水耕栽培なので自然農とは違いますが
日々観察することで植物たちが気づかせてくれる
何かメッセージを発しているかもしれません。

それを受け取るには観察する他にはないから
毎日ちょちょっとご挨拶がてらに顔合わせしてます(笑)

3月6日

全体はこんな感じ↓

3月8日

なんと前回撮影(2番目の写真)の2日後の朝に
いきなり元気がなくなっているポットが・・・

3株のうち2株がだらんとなってしまい
原因がさっぱりわからない・・(><)

よーく見るとスポンジのところから下
根っこに向かう部分と上に出ている茎とが
ち切れそうな状態です。

結局、元気な1株残して2株間引きました。

茎部分は下の写真のように茶色くなっていたので
既にダメだったのかもしれません。。

スポンサーリンク

3月11日

結局、元気な1つを残して間引きしたポット
最後の元気な株までだらーんとなってしまいダメそうです。
(間引いてから翌日12日にはダメになってしまいました)

下の赤丸のポットですね。

本葉がやっと2つになった株が出ました。

ここで5日程自宅を留守にし
家族に空気の入れ替えと瓶を揺することを
お願いして一時お別れです・・・

3月20日(祝日)カビのようなものを除去

5日ぶりに地方から帰宅し
パクチー(コリアンダー)眺めると
スポンジの部分に白いフカフカのカビのようなものが3株・・・

表面だけだったようで
手で簡単にとれてしまいました。

安心はしていられないので
アロマで抗真菌スプレーを作ってみようかな・・・

※気になることメモ:
茎部分が茶色い株があること(右上のもの)
葉っぱの端っこの部分が少し茶色になっているものもあり。

いよいよもって間引きしないとならなそうですが
判断に困ってしまう株があり一部様子見の状態です。

1つは根っこが大分伸びてきたため
小瓶→ペットボトル500mlの容器に移し替えました。

我が家はお昼頃から陽が当たらなくなるため
LEDライトで夜遅く(20~0時頃)まで
照らしていることもあります。

時々忘れて朝までついていることもありますが・・

ライトのW数が低いため3方をダンボ-ルで囲い
アルミホイルで反射するようにしてみました。
何もしていない1面には窓があります。

夏場は暑くなるので別の方法がいいかもしれませんが
とりあえずこんな感じで↓

なんだか怪しげな色のLEDです(笑)

栽培用のライトも色々と種類があるので
改めて検討した方が良いかもしれませんね。

水耕栽培のカビ対策

水耕栽培は水を沢山使うためカビが発生しやすいです。
カビかと思ったら、水の結晶や肥料の塩分
ということもあるのでよーく観察してみましょう。

簡単にカビ対策をまとめてみました。

  • 太陽の光を当てる
  • 室内なら栽培用のランプを使用する
  • 換気を良くする
  • 容器やハイドロボールは定期的に洗う

私のように自作してスポンジでやっている場合は
洗えないのが難点ですが、アロマで対策をしてみました。

アロマでカビ対策

自己流なので水耕栽培に合っているかどうか、
やってみなくてはわかりませんので実験段階です。

なんとパクチーでもあるコリアンダーの精油も
抗真菌作用があるんですよ~

抗真菌作用のあるアロマ(精油)

オレガノ、クローブ、コリアンダー
シナモン(樹皮・葉)ゼラニウム、
ティトゥリー、フランキンセンス、
ペパーミント、マジョラム、ラヴィンツァラ
ユーカリグロビュラス、ユーカリレモン、
ラベンダー・アングスティフォリア、その他etc

昆虫忌避作用のあるアロマメモ

シトロネラ、ユーカリ・レモンほか

今回は私が選んだカビ対策用のアロマは
ラベンダー・アングスティフォリア、
ティトゥリーの2種類で作ってみました。

畑で何種類かの野菜を栽培する時は
相性の悪いものは避けたりするのですが
ラベンダーのシソ科と
ティートゥリーのフトモモ科が
セリ科のパクチーとの相性がどうかは
考えずに決めました。

自己流水耕栽培用・アロマでカビ対策レシピ

  • 水 25ml位
  • ラベンダー・アングスティフォリア 3滴
  • ティトゥリー 3滴

遮光瓶スプレーに全てを入れて、
使う度にその都度シェイクします。
(エタノールを使っていないため)

 ※ピュアなアロマ限定の使用方法です

今回の遮光瓶は50mlの容量です。
このスプレー容器に半分位のお水を入れて作ってみました。
ラベルにアロマの分量は記載した方がいいです。
(忘れちゃいますので^^;)←私だけかな?!

このスプレーで直接噴霧すると
パクチー(コリアンダー)に付着して
刺激になってしまうかなと思い
おもちゃの注射器でアロマをほんのちょっと
写真の赤く囲ったエリア内に数か所だけ
垂らしてみました。(とりあえず1株だけに)

注射器の穴は0.05だったか?かなり小さいです。

2日経ちますがパクチー(コリアンダー)には
今のところ影響はないようなので
他のポットの株へも間引きがてらに
アロマでカビ対策をしてみました。

注射器でも量が多いかなと思い
ティッシュにスプレーしたものを
別のポットのスポンジの上に置いてみました。(写真③)

【2017.3.31追記】

カビ対策アロマを1株の培地へスプレーしましたが、
その後はその株も含めて他の株の培地にもカビが現れていません。

とっても不思議なことですが、
私が留守にした5日間だけ
カビが発生したことになり
それ以外の日は留守前も留守後も
カビが生えていない状況です。

何でだろ〜?!

と考えてみましたが
思い当たることとしては
私が留守にしていた日以外のほとんど毎日
パクチー(コリアンダー)に触れていたということです。

なぜ私が毎日触れていたかというと
ある記事に

「植物は人間に触られると強くなる」
と書かれていたからです。

人間が触ることで植物は
ホルモンを分泌し菌、昆虫、カビ
に対して高い抵抗力を持つようになるようです。

記事の一番下に参考サイトの抜粋記事をご紹介しています。

この参考記事を偶然見つけて
ちょっと嬉しかったですね。

なぜ嬉しかったかというと
触るだけで普段は何も言わない植物たちが
何かを感じ取っているなんてカワイイ~・・)^o^(
と思ったからです。

あなたも、大切なペットのワンちゃんや
猫ちゃんを撫でるように
植物たちにも触れてみてはいかがでしょうか(^^)

3月23日

小瓶1つのポットを残して
ペットボトルへ容器を2つ変更しました。

今は写真を撮るためにカバーはしてませんが
アルミホイル、靴下などでカバーしています。
靴下の方が外すのが簡単なので便利です。

①のポットはどちらを間引くか保留(最後の株)
②は茎がくね~っと曲がった矢印の株を間引きました

まとめ

陽当たりが午前中しかない我が家での
パクチー(コリアンダー)の水耕栽培日記でしたが
今回は自己流のアロマでカビ対策スプレーを作ってみました。

これから暑くなるので虫対策もしなくてはなりませんが
虫対策もアロマでチャレンジしてみたいと思います。

最後までお読み頂きましてありがとうございました☆

関連記事はこちらです!
>>パクチーの室内ペットボトル栽培日記続編No.4・花が咲いたら種取りまでしよう!
>>パクチーの水耕栽培なら春夏秋冬室内で!ペットボトルの活用と種へのこだわりとは

スポンサーリンク

驚異の植物の防衛力アップ法が米国の生物学者の研究により判明:その方法は「さわること」

研究の将来の可能性として、
農薬が完全に不要な農作を
「ただ作物を触るだけ」によって達成できる可能性も

(略)

米国のライス大学の生物学者ふたりが研究発表したもので、上のタイトル通りに「植物は人間に触られることにより強くなる」という事実と、そのメカニズムを証明したのです。

(略)

右の毎日触れられて成長した方の植物のほうは、こちらは茎が太く短く、そして「遅く」成長していくことにより基本的に自身の構造自体を強く成長していくと同時に、触られるごとに内部で「ジャスモン酸エステル」という植物のホルモンを多く分泌するのですが、この植物ホルモンの作用で、この植物は「どんどん強く」なります。

このジャスモン酸エステルは、植物の葉を食べる生物の胃の機能を弱め、また、真菌(カビ)などの対しての抵抗力を高めるメカニズムを持つのです。

(略)

「右の毎日触られた植物」は、見た目だけの問題ではなく、外部からの攻撃に対して強いのです。菌や昆虫に大きな強い抵抗力を持ちます。「虫も喰わないやつ」という言い方がありますが、そういう植物として成長していきます。

そのジャスモン酸エステルの生産システムを「起動」させるのが、人間がさわることなんです。

(略)

植物の外観としても、右の背丈の低い植物のほうが安定性よく育っていることがわかります。

いずれにしても、これは感覚的な話ではなく、「植物は人間に触られることにより強くなる」ことと、そのメカニズムが「証明された」ということであり、この意味は大きいです。

In Deepより抜粋(12.4.23)