パセリの室内での育て方!種からプランターや鉢での栽培と水耕の記録もご紹介

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子供も大人も苦手な野菜?!のパセリ
 
私も生では苦くて食べませんでしたが、
炒めて天然塩で食べると美味しいですよ~!
 
外食では付け合せで残してしまう存在ですが、
炒めれば美味しいだけではなく栄養価も高く、
初心者でも育てやすい野菜がパセリなんです。
 
 
ここではパセリの室内でのプランターや鉢での
種からの育て方や管理人が実践した
水耕栽培の記録と合わせてご紹介します。
 

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パセリ栽培の基本情報

科    名 : セリ科の2年草
種まき時期 : 4・5月、9・10月(中間地)
発芽適温 : 20℃前後(好光性種子)
発芽日数 : 9~12日
生育適温 : 15~20℃
場    所 : 半日陰~日なた
土  壌 : 水はけよく保水力の高い土壌を好む。酸性土壌や乾燥を嫌う
病害虫 : 青虫、ヨトウムシ、アブラムシ、ハダニ。高温期に軟腐病、葉枯病に注意。
鉢の大きさ : 深めの鉢やプランター。20cmの鉢に1株、60cmのプランターは2,3株
間引き : 本葉が2~3枚になったら1株に間引き
収穫時期 : 本葉は15枚以上になったら収穫

パセリには、緑が濃く葉に縮みが多い
パラマウント系などの品種と
三つ葉に似た香りが強いイタリアンパセリがあります。

日本ではおかずの付け合せに
添えられていることが多い脇役のパセリは
苦味が強く縮れているパラマウント系になります。

パセリの種からの育て方

パセリは種からでも苗からでも育てられます。
 
発芽に9~12日ほどかかるため
苗から育てることをオススメしている方が多いですが、
個人的には苗からの場合はどのような種子から
育てられたパセリかわからないので、
時間はかかりますが気長に待って
種から育てることをおすすめいたします。
 
 
初心者でも簡単に育てられるパセリだからこそ
種から育ててみましょう。 
 
以前、私が書いた記事はこちら
 
 
発芽温度は20℃位なので、
室内で20℃あればいつでも発芽させて
育てることができるということになります
 
しかし我が家では冬の深夜は暖房を消すため
20℃を保つのは困難なので
この状態で種まきしても発芽は難しいでしょう。
 
ちなみに冬は0℃以下になっても越冬します。
 
 
真夏の暑い時期は衰えやすいので
強い光を避けて育てます。
室内でしたらエアコンやレースのカーテンで
温度や光の調整ができるので育てやすいですね。
 

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●種まき
パセリは発芽率が悪いので1個所につき3,4粒
プランターや畑に蒔くときは株間30cmになるように種まきします。 
  
好光性種子なので土は薄くかける程度にします。
被せすぎて深く土の中に入ってしまうと
発芽しないので注意して下さいね。
 
時間がかかるので土は乾燥しないように
常に湿った状態を保つようにしましょう。
 
 
 
●オススメのやり方:
 
土を被せずに農業用の不織布を被せておくと
朝晩寒い日には保温効果の役割もあり乾燥しにくくなります。
が風に飛んでしまうのを防ぐこともできますし
発芽率も上がります。
 
また種まきする前に水に1日つけておくと発芽しやすくなりますよ。
 
 
 
育苗ポットで育てる場合は、
本葉が5~6枚になるまで育ててから移植します。
 
 
土壌は、 酸性土壌や乾燥を嫌うので
表面が乾いたらたっぷり水をあげ
石灰を表面にまくとよく育ちます。
 
●肥料
肥料は、生育期は10~15日に1回
1株なら大さじ1/2の油かす または
化成肥料2、3つまみくらい

株の周りにばら撒き軽く土に混ぜ込みます。
 
液体肥料なら7~10日に1回
 
植え付け時に野菜用の土を使用し
順調に成長していれば肥料の必要はありません。
 
よく観察して調整してみて下さいね。
 
 
育て方によって味が変わる
パセリに馴染みがなく苦くない方が食べやすい
というあなたは、日のあまり当たらない場所
半日陰で肥料も弱めにすると柔らかく
香りも弱いパセリになります。
 
逆にパセリの個性的な苦味や香りが大好き!
というあなたは、日に当たる場所で強めの肥料を
たっぷりあげると固くて香りも強いパセリに育てることができます。
 
それぞれのお好みの方法で育ててみて下さいね。
 
 

パセリの収穫方法

本葉が15枚以上になったら収穫できますが
本葉は常に10~15枚は残して収穫するようにしましょう。

そうしないと株が弱ってしまいます。
 
また逆に切り取りを怠ると
葉が黄色くなっていくので注意して下さい。
 
収穫は下の方の外側の大きく育った葉から柄ごと切り取ると
若い葉も次々に成長し勢い良く育ちます。
 
内側の柔らかいところは取らないで下さいね。
 
 
花が咲くとパセリの味や風味が落ちてしまうので
切り取ってしまいましょう。
 
 

パセリの病害虫対策

青虫やヨトウムシが葉を食べに来ますので
発見したらすぐに取り除きましょう!
 
ヨトウムシは夜活動するため昼間は鉢や
プランターの隅っこに隠れてじーっとしています。。。(≧∀≦)
 
葉っぱが食べられているのを発見したら
数匹いると思ってよく探し取り除いて下さい。
 
 
パセリがかかる可能性がある病気は20種類くらい
菌はどこにいても存在しますので
日頃の土壌の水分管理に気をつけて極端な乾燥や
過湿にならないように心がけて育てましょう。
 
 

パセリの水耕栽培での種からの育て方の記録

 
今回は最終的にペットボトルで育てるのですが、
途中大きくするまで苗ポットと
カルセラというセラミックでできた用土を使い
2株育てることにしましたが種はスポンジに蒔きました。
 
 
水耕栽培での種まき
 
 十字に切り込みを入れたスポンジに3,4粒ずつ種蒔き
パセリは好光性種子なので種が見えるように浅めに蒔きます。
 
タッパに水を入れてスポンジが乾かないように
軽くサランラップ(空気は端っこから入るように)のせておきました。
 
 
 11月1日に種まきしましたが、
夜間の温度が低いせいもあり成長ものんびりです。
25日後でこのくらいの大きさです。
 
 
根っこが出てきてからは、
隙間に入って伸びやすいようにカルセラ
タッパに敷いて液肥を入れてみました。
本葉が4枚になったら育苗ポットへ移植します。
 
 
 
 
そして本葉も成長しペットボトルに移植する予定でしたが、
1株はポットの下のひび割れているところから
根っこが出てきてしまい
 
あ、、早く移さないとぉ。。。(≧∀≦)
 
と思って先延ばしにしているうちに
根っこが太くなってポットから抜きずらい状態に
なってしまったため、ポットから移植せずに
そのままペットボトルの容器の下にセットして栽培中です。
 
 
 
もう1株は黒いビニールポットに入れましたが
穴をキッチンペーパーで塞いでいたため
穴から根っこが出られない状態。。。
こちらはもっと移植を先延ばしにしてしまったため。。。
 
このような状態↑になっていました。
 
上の写真には白い根っこ、黒い根と薄い茶色い根
とありますが白い根と若干薄い茶色の根を残し
切り取ってしまいました。↓
 
こちらの株はペットボトルではなく
鮭の空き瓶にアルミを巻いてセットしました。
 
かなり根っこを切ってしまったので液肥ではなく
しばらく水を入れて様子見です。
 
 
冬は成長が遅いから、と先延ばしにしていると
長い時間をかけてやっと発芽してくれたパセリも
弱い株に、下手したら育たずに
ダメになってしまうこともあるので
気をつけないとダメですね。。。(≧∀≦)
 
 
ちなみに他の野菜の水耕栽培もハイポニカを
使っていますが、パセリは指定の希釈率500倍より
さらに50%水で薄めたものを液肥として与えています。
 
 
ペットボトルで水耕栽培で育てる場合は、
以前書いた記事もご覧ください。
 

まとめ

 パセリの室内での種からの育て方は
 
種まき時期は4・5月、9・10月
発芽温度の20℃くらいなら室内でいつでも栽培可能
半日陰でも成長し収穫は本葉が15枚以上になり
常に本葉は10~15枚は残すように外側の柄ごと収穫します。
 
半日陰で育てると葉は柔らかく
苦味もあまり強くないパセリになり食べやすくなります。
 
初心者でも育てやすいパセリを
室内であなたも育ててみましょう。
 
 
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました☆
 

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