家庭菜園を楽しんでみてはいかがでしょうか?
パクチー(コリアンダー)に続いて
今回はバジルの種からの育て方をご紹介します。
キッチンで食べる分だけ採れたらいいですよね~(^^)
増やせますが、あえて種からこだわって
ご紹介してみたいと思います。
育苗して一部は畑への定植ができるかをレポートしてみたいと思います。
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目次
おすすめの種と栽培方法とは
交配種などの表示があります。
種を摂って翌年にまた栽培したい場合は、
親と同じような型になりません。
栽培したい場合は好みのバジルの株の種をとり
保存しておきましょう。
水耕栽培で養液を共有して育てる場合は
他の健康な苗にまでうつってしまう可能性が高いからです。
土を取り除くときに根っこを傷つけてしまう
可能生もあり手間がかかってしまいます。
種から確実に発芽したものを栽培するために
発芽が早くなること、発芽率も高くなります。
若い根っこの誕生&成長も観察できて面白いです(^^)
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催芽まきのやり方
用意するもの:種、タッパー、キッチンペーパー(抗菌でないもの)やり方:
- タッパーは熱湯消毒しておきます。
- キッチンペーパーを水道水で濡らす
- 種をその上に置く
- 蓋をする
※たくさん発芽させたり、種が混ざってしまいそうな時には、新聞やチラシなどの薄めの紙を使って箱を作り、そこに種を品種ごとに入れてから濡らしたキッチンペーパーの上にのせます。
※乾燥しないようにタッパーの蓋をしておきます。
※根が出てきたらすぐにポットや鉢に種まきする。参考:土を使わないはじめての野菜づくり 中島水美
写真はバジル以外の種も
タッパーに一緒に入れて催芽まきしたものです。
今ひそかに流行っている?!
卵のパックでも同じようにできそうですね。
透明な卵パックでしたら温室になるので
いいかもしれません。
紙パックの場合はラップで蓋をしてみてもいいかもしれません。
最初は以前紹介したパクチーの水耕栽培と
同じようにスポンジに種を入れて
発芽させていたのですが間引かなくてもいいように
砂に種まきをしたかったため移し替えました。
高床式の砂栽培もあるようですが
せめて育苗だけでも砂栽培をし
育苗した一部の苗は、畑の土栽培に
定植することを目指しています。
ちなみにバジルの種って土に蒔いてしまうと
わからないのですが、種が水に触れると表面に
ヌルヌルした膜がはるんですよ~♪
上の写真のバジルの種の左側は
スポンジに種まきしたものを取り出して
タッパに移し替えたものです。
ヌルヌルのため一部の種には
スポンジが残っていますね。
手に取った種もくっついて取りづらかったです。
右側の黒いツブツブの種は、
袋から出したばかりの乾燥した
バジルの種を置いてみました。
発芽するといくつかの種(バジル以外ですが)の
根っこに白い綿のようなものを発見しました。
カビだ~(≧∀≦)
と思いましたが、これはどうやら
カビではなく根毛のようです。
根毛は、植物がより多くの水分、養分を
吸収できるように表面積を広げる役割があります。
根毛からはさらに繊毛という細かいうぶ毛が出てきます。
うぶ毛のような根毛がおいしさを作り出す鍵になるそうです。
私は最初、カビと勘違いしたため発芽した種は
ポットに種まきする前に水洗いしてみました。
⇒ 水洗いの過程で幼根が取れてしまうこともあるので注意が必要です。
さらに念入りにキッチンペーパーも取り替えて
タッパーも洗ってみました^^;
⇒ 今回使用したキッチンペーパー:
天然パルプ、無漂白(抗菌の表示はありませんでした)
発芽した種はペットボトルで作ったポットや
鉢などに種まきして育苗します。
⇒ 写真左側の最初に催芽まきをした
5粒の種のうち3粒が7日後に発芽したので
ポットへ種まきしました。
関東では4月中旬頃の種まきが良さそうですが
私は20日間ほど早く、外もまだ寒かったので
暖かい部屋に置きっぱなしにして発芽を待ちました。
発芽後のポットへの種まきのことを考えると
いくら室内栽培とはいえ、
もうちょっと遅い時期に始めた方が
良かったかもしれません。
【2017.4.4追記】バジルの水耕栽培の種まきを一部を卵パックに
寒い日が続いたため催芽まきをした
一部のバジルの種は
卵のパックの温室効果を利用した発芽に変更しました。
バジルの発芽温度は20℃~ですので
種まきするには早すぎました~^^;
卵パックは、パックのフタの凸凹している方を利用しました。
(セルトレーの代わりに)
①卵パックの底の部分に穴をあける
②パームピート(ヤシ殻繊維)を入れる
③種を2粒ずつ蒔きました
(その上に気持ち被せる程度のパームピート)
④受け皿(私は食品トレーを使用)に卵パックを置き、そこに養液を入れる
⑤気温が低いので卵パックのフタをしクリップでとめる↓
根っこが出るまでは水でもいいと思いますが
とりあえず養液にしてみました。
—-
ポットへの種まきの記録は
後日のアップいたします。
バジル栽培の基本情報
科 名 : シソ科
種まき時期 : 4~9月
(さし芽:スーパーで買ったものからも増やせる)
発芽適温 : 20℃以上(好光性種子)
発芽日数 : 7~10日
場 所 : 日当たりが良く水はけの良い場所を好む
病害虫 : 新芽や茎にアブラムシがつきやすい
鉢の大きさ : 7号(21cm)に1株、プランター60cmに2,3株
間引き : 葉が重なり合ったときが間引きのタイミング
本葉6~7枚まで間引く、または植え付けをします
収穫時期 : 草丈20cm 5~10月
育苗ポットに2,3粒を種蒔きする。
乾燥に弱いので種蒔き後はたっぷり水をあげましょう。
プランターでは土の表面が乾きやすいので
乾いてきたらたっぷりと水やりをする。
草丈が15~20cmくらいすると
中央に花芽が出てくるため切り落とします。
切り落とす(摘心する)ことで
脇芽がよく伸びるようになります。
食べる時に使う分だけ収穫しながら
新しい脇芽も増やすことができます。
以前書いた記事もご覧ください。
バジル・アロマ(精油)の豆知識
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まとめ
バジルの種まきの時期は4~9月
わき芽や苗からも育てられますが
種から栽培する「催芽まき」で発芽を確認してから
種まきすることで効率が良くなります。
また水耕栽培では種から栽培することで
病気のリスクからも減らすことができます。
種は「F1」や「交配種」などではなく
「固定種」や「在来種」を選ぶことで
あなたのお好みのバジルを翌年も育ててみましょう。
またバジルの花や茎葉から抽出した
アロマ(精油)を使ってクッキングを
楽しむこともできますが
体調が悪くなった時には香りを嗅いだり
皮膚へ塗ったりすることで心身をバランスすることも可能です。
※ピュアなアロマ(精油)限定です
バジルの植物とともに
バジルのアロマ(精油)も生活の一部に
活用することをおすすめいたします♪
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます☆
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