ここでは手作り石鹸の材料としても使用したナーブルスソープのご紹介と使った感想(写真付)も合わせてご紹介します。
ナーブルスソープというブランドは2017年12月に日本でも発売開始された石鹸で、世界中で年間500万個超が使用されている完全無添加オーガニック石鹸です。
今では¥100ちょっとの安い純石鹸から漢方の成分が入った高級石鹸までいろいろと販売されていますが、その中で私がナーブルスソープ以外の石鹸を選ばなかった理由をまずはご紹介します。
ナーブルスソープ以外の石鹸を選ばなかった理由
私が気にしているのは、固形石鹸でも液体石鹸でも、それらが「純植物性石鹸」となっていたとしても原料の植物がオーガニックでなければ、以下のことが考えられるから選びませんでした。
・農薬が使用されている可能性があること
・抽出や精製の過程で様々な化学物質が使われている可能性があること
・EDTA、エチドロン酸などの添加物が使われていることもあり、敏感肌にとっては刺激になることも
・天然油脂を植物ではなく動物から作っている場合は、その動物のエサが遺伝子組換えの確率が非常に高いこと
これらの理由から毎日使うスキンケア商品だからこそオーガニックにこだわりナーブルスソープを選びました。
なんでそんなにこだわるの?と思われるかもしれませんね。。(^^;;
こだわる理由は「経皮毒」が問題だからです。
食べ物に入っている添加物よりも皮膚から吸収される化学物質の方が問題と言われているのが「経皮毒」
以前、私が書いた記事にも問題点をUPしています。
ナーブルスソープはこんな石鹸だから選びました
出典:https://nablus.jp/products/natural-olive-oil/
ナーブルスソープは、400年前に生まれた伝統的な製法で作られたオーガニック石鹸で、現在はアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、その他各国で使用されている石鹸。
エリザベス1世も愛用していたそうで、イギリス政府のお墨付きとのこと。
価格:1個(100g) ¥1,380円(税抜) / 2018年1月時点
日本では5種類の石鹸が販売されています。
ナチュラルオリーブオイル:全ての肌タイプに適した定番のナーブルスソープ。天然成分100%のヴァージンオリーブオイル(保湿成分)が、お肌に潤いを与え、肌環境を整えます。
死海の泥:豊富なミネラルがお肌の柔軟性を保ち、肌のシミのケアにも。
タイム:殺菌作用に優れた成分を配合・黒ずんだ角栓や乾燥、日焼けによるシミのケアにも最適です。
アボカド:肌にとって重要な栄養を多く含み、古い角質を除去し、汚染された空気から皮膚を保護し、肌にうるおいを与えます。肌のトーンが明るくなり、ハリが出てくるのが特徴です。エイジングケアにおすすめです。
ぶどう:ぶどうは、エイジングケア製品の新しい流行成分です。スキンケアに高い効果を発揮し、お肌に潤いを与えます。お肌にハリと艶を与え、皮膚の乾燥を防ぐ抗酸化物質が含まれています。
公式サイトより
肌質タイプ:敏感肌・乾燥肌・脂性肌・日焼け後の肌・年齢肌などに
用途:洗顔・クレンジング・ボディー洗浄・シェービング
※新生児の沐浴や乳幼児にもおすすめ☆
それではナーブルスソープの製品の特性をご紹介します。
◆製品特性◆
●天然成分オーガニック100%
●ヴァージンオリーブオイル100%のオーガニック・ヴィーガン石鹸
●石鹸素地100%
●世界最大のオーガニック認証機関であるフランスの「エコサート(ECOCERT)」により「エコサート・ナチュラル」「エコサート・ナチュラル&オーガニック」認証された製品
●FAIRTRADE(フェアトレード)認定製品
●ハラール認証取得製品
●ヴィーガン・フレンドリー
●エコ・フレンドリー(生分解性)
●アニマルテストフリー(動物実験は一切行っていません)
●10世紀より伝わる伝統的な手作り製法
●合成界面活性剤・石油由来原料不使用
●化学合成防腐剤・酸化防止剤・発泡剤・金属封鎖剤・着色料・人工香料一切無添加
公式サイトより
無添加石鹸には、不純物を取り除いた「純石鹸」といわれている石鹸がありますが、その成分は脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウムが98%以上の石鹸と規格が決められています。
しかし、この純石鹸は洗浄力が高く皮脂を取りすぎてしまうデメリットがあり、乾燥肌や敏感肌の人にとっては使いづらく、普通肌の人にとっても洗顔には使いづらい石鹸だと思います。
その点、ナーブルスソープに関しては、乾燥肌や敏感肌の人はもちろんですが、全ての人が使いやすい石鹸なんです♪
ちなみに私が使ったナチュラルオリーブオイルの成分は
オリーブ果実油 78%・水酸化Na 12%・水 10%
圧倒的にオーガニックのオリーブオイルが多いですね(^^)
公式サイトで2個以上購入すると送料(¥350)が無料になるので、楽天さんよりもお安く購入できます。
▼2個以上で楽天よりも安い!公式サイトはこちらをクリック!▼
ナーブルスソープのナチュラルオリーブオイルを使用してみた感想
とにかく全ての肌質のタイプに使えるところが嬉しいですね(^^)
私のカラダも乾燥しがちな部分(足など)もあるし、普通肌の部分もあるし、ときには金属アレルギー反応が出て赤くなる部分もありと、私一人の肌でも1パターンではないのです。
季節や時間帯や忙しくてストレスが溜まり気味のときでも肌質や体調は変わるものです。
そして全身に使えるのも嬉しいところ。
顔、カラダはもちろんですが、製造元の使用用途には記載されていない髪の毛にも私はこのナーブルスソープのナチュラルオリーブオイルをシャンプーのかわりに使ってみました。
その結果はというと、
洗顔後、肌がツッパらず乾燥しないのはもちろんですが、髪の毛を洗ったあともパサつかず、普通の髪の状態に仕上がったのです。
むしろ以前は時々あった痒みが、ほとんど出ませんでした。
これまで使っていた液体のシャンプーもオーガニックで、界面活性剤も肌に優しい天然から作られたもののようでしたが、痒みの原因はこのシャンプーだったようですね(≧∀≦)
やっぱりオーガニックでも液体シャンプーには限界があるのかもしれませんね。。。
ナーブルスソープで髪の毛を洗ったら
まずはこれまでの私の髪の毛のケアについて書きたいと思います。
もしあなたがナーブルスソープを使って髪の毛、頭皮を洗ったときにどのような結果が出るかは、これまでのヘアケアによっても変わってくると思うので、これから使ってみようと思う方は、これまでの私のシャンプーのやり方と比較してみるといいかもしれません。
私がこれまでやっていたシャンプーなどのヘアケア
液体のオーガニックシャンプーのみを使用
リンス、トリートメント剤、スタイリング剤は一切使用していません。
年に1回梅雨の時期にストレートパーマをかけています。
カラーリングはここ2,3年していません。
シャンプー剤は毎日使用せずに、何もつけずにお湯で洗うだけの「湯シャン」と交互に洗髪している状態で、ブラッシングは洗う前だけ使い、普段は手ぐしのみ。
洗髪後は1200wのドライヤーで、もちろん手ぐしで髪の毛からは20cmくらい離して痛まないように根本から乾かすようにしています。
私が使っているのは、ノビーの旧式タイプのNB2501というドライヤーです。
くるくるドライヤーは痛むので使いませんし、だからといって自然乾燥は、頭皮に雑菌が繁殖し臭いの原因にもなるので必ず乾かしています。
私の石鹸シャンプーのやり方と使用結果
実験をスタートしたのは、静電気の起きやすい季節でもある2018年のお正月。
洗う前はブラッシングをしてほこりを落としておきます。
ブラッシングの役割は、ほこりを落とすだけではなく頭皮の血行をよくするマッサージの効果もあるのと、頭皮から出ている天然の皮脂を髪の毛にいき渡らせる効果があります。
その天然の皮脂のおかげでリンスをしなくても潤いのある髪の毛になるのでおすすめなんです!
洗う前のこのブラッシングは、かなり重要だと感じています。
参考までに私が使っているヘアブラシは、資生堂の「つやつやの髪に仕上げる」というキャッチフレーズがついているブラッシングブラシ881です。
準備ができたら髪の毛をよく濡らします。
そしてナーブルスソープを泡立てネットで泡を作り、頭皮に乗せて地肌をマッサージ洗いし、そして髪の毛は簡単に泡をつけてなでる程度に洗います。
そしてよくすすいで、タオルドライしてから手ぐしで1200wのドライヤーで乾かします。
リンスなどの人工コーティングをしていないので乾かす時に部分的に指で解けにくいこともありますが、ゆっくり優しく解きながら乾かせば大丈夫です。
私の場合は、完全に乾いたらしっとりサラサラになります。
私の今回実践している石鹸シャンプーのやり方は以上です。
とっても簡単ですよね?!
結果は、下の写真のようになりました↓
わかりにくいので窓の近くで写メしたので光っていますが。。
照明が薄暗いバーで写真をとったときもこのようなツヤはあったので、キューティクルはあるのだと思います(笑)
いかがでしょうか?
リンスなどのトリートメント剤は一切使わなくても全く問題なく、これまでと変わらずいい状態をキープしています。
石鹸シャンプーはキシミやごわつき、ベタつきなどの最初の難関を我慢強く耐えて使い続けて乗り越えて、やっと普通の健康的な髪の毛になると言われています。
記事の最後にキシミ、ベタつきの原因と対策についても私なりに検証してご紹介していますので参考にして頂ければと思います。
私の場合は、これまで使っていた液体シャンプーもオーガニックだったため?!、今回のナーブルスソープを使用しても影響がなかった可能性もあります。
これまで添加物盛りだくさんのシャンプーを使っていた方は、もしかしたら私とは違った結果になるかもしれませんし、ナーブルスソープは他の固形石鹸とは違って乾燥肌の方にもオススメできることを考えると他の固形石鹸よりはきしむ可能性は低いかもしれません。
シャンプーは、いくらオーガニックを選んだとしても原材料をみると何かしらの添加物は入っているので、石鹸でキシミが出ずに髪も洗えるものがあればいいなぁ~とずっと思っていました。
今回、このナーブルスソープを使用してみて一番驚いて嬉しかったのは、髪の毛に使っても手触りも含めて違和感がなく使えたことです。
以前、シャンプーの使い方の記事で無香料のアミノ酸系のシャンプー基材にあなたの好きなアロマオイル(精油)を加えて使うようにオススメしましたが、ナーブルスソープを使った今は石鹸シャンプーをオススメします!
日本で発売されているナーブルスソープは5種類と少ないですが、オリーブオイル以外の植物の成分が入っていない「ナチュラルオリーブ」、または「死海の泥」を使えば、手作りであなたの好きなアロマ入りの石鹸にすることも可能です。
以前、私が書いた記事はこちら
>>オーガニックな簡単手作りアロマ入り石鹸のレシピで苛性ソーダいらず!
【2018.4.10追記】
オリーブオイルの無添加石鹸でシャンプーをし、その後1ヶ月しない辺りから地肌や髪の毛がしっとりし過ぎる状態となったため、以前実験したことがある純石鹸を使って試しにシャンプーをしてみました。
すると以前はゴワつきがあり使い辛かった純石鹸でしたが、今回はゴワつきもなくむしろスッキリと洗えたのです。(@@)
しばらく使用していると地肌はスッキリしていいのですが、髪の毛に関しては乾燥しているためか手ぐしが通り辛くなってしまいました。
洗浄力が強い純石鹸で皮脂の分泌がない髪の毛に関しては、もっとマイルドな成分の石鹸が良さそうです。
オリーブオイルの石鹸は、肌に良いオレイン酸の成分が70%もあるため、毎回洗うよりも数回に1回でも充分かもしれませんね。
またはオリーブオイル○%+他の天然植物成分○%・・・などブレンドされた石鹸も良いかもしれません。こちらは今後の検討課題として実践しましたらまたご報告いたします☆
ちなみに残っているオーガニックの液体シャンプーは勿体無いので、地肌を純石鹸で洗った後に、前かがみになり地肌に触れないように髪の毛の半分辺り~毛先にだけにつけて、洗うようにしています ^^;
ナーブルスソープの保存方法
ナーブルスソープは、防腐剤や保存料が一切使われていないことと、ぬるま湯で溶けやすいため雑菌が繁殖する可能性があるので、保存方法は水切りできる石鹸ケースやネットタイプに!
私は100均にも売られている泡立てることができるネットタイプに石鹸を入れて使用していますが、洗い終わったら最後に流水できれいに泡を落として浴室内に吊るして保管しています。
これなら溶ける心配もないのでオススメですよ。
水切りできる石鹸ケースでも下に水が貯まるタイプは、経験上使わないほうが良さそうです。
ケースの水分の影響だと思いますが、石鹸が小さくなると溶けかかってケースから取れなくなったことがありました(≧∀≦)
香りを替えて他にも石鹸を手作りしたい場合は、小さくカットして使いますが、使わない残った石鹸は空気に触れて酸化しないように箱に入れて保存し、3~6ヶ月で使い切るようにしましょう。
開封しない場合は、3年間の使用期限があるので、送料のことを考えるとまとめ買いがオススメです☆
石鹸をシャンプーに使うとキシミやベタベタになる原因とその対策
一般的に石鹸シャンプーを使うと、髪がキシンだりベタベタすることがあります。このネガティブな現象により石鹸シャンプーを続けられず断念してしまう人もいるのです。
今回、私がナーブルスソープを2週間くらい石鹸シャンプーとして使った髪の状態はどうかというと、しっとりサラサラの状態が継続中です。
長期間の体験レポートはまた追記しますね☆
髪がきしむ原因
石鹸シャンプーにより髪の毛がきしむのは、一般的なシャンプーのように人工的にツヤを出す成分を添加していないため、
石鹸で洗うと本来の自分の髪の「素」の状態が現れるようです。
また髪の毛は弱酸性ですが、石鹸はアルカリ性と正反対の性質を持っているため、きしみが起こることも。
きしみ対策としてアルカリを中和させるためにクエン酸や酢をリンスがわりに使っている方もいるようですが、シャンプー後の髪の毛は、乾くと自然に弱酸性に戻ると言われているので、リンスは必要ないと感じています。
私も実際にナーブルスソープを石鹸シャンプーにして洗ってもリンスは使っていません。
髪がベタベタになる原因
石鹸シャンプーによりベタベタになる原因は何が考えられるかというと
・すすぎ残しや泡立ちが悪く汚れが落ちてない状態
・これまで石油系添加物が入ったシャンプーを使い続けた結果、傷んだキューティクルに石鹸の成分が入り込むためベタベタになる
以上のことが考えられますが、ベタベタを耐えて石鹸シャンプーを使い続けていくと数ヶ月後にはベタベタ感がなくなっていくと言われています。
そこまで耐えられるかどうかはあなた次第?!・・・(≧∀≦)
石鹸シャンプーを継続するための工夫
ここで石鹸シャンプーのきしみ、ベタベタが耐えられないあなたへの提案をしてみたいと思います。
私は液体のオーガニックシャンプーからオーガニックのナーブルスソープの固形石鹸に変更し、きしみ、ベタベタにならずに最初から以前のツヤのあるいい状態の髪質を維持していることから、私なりに検証してみました。
●石鹸シャンプーは、純石鹸ではなく無添加オリーブオイルの固形石鹸にする
数年前にも純石鹸だったか?!オリーブオイル以外の石鹸で髪の毛を洗ったことがありました。その時も液体のオーガニックシャンプーを使っていましたが、石鹸に切り替えるとキシミやベタベタ感が出てしまい継続することができませんでした。
その時と今回のナーブルスソープの違いを考えると、オリーブオイルが石鹸の成分かどうかが重要なのではないかと感じます。
●頭皮だけでも無添加オリーブオイルの固形石鹸で洗う
地肌のみ石鹸シャンプーを使い、髪の毛(毛先~真ん中あたりまで)はオーガニックの液体シャンプーを使い、数ヶ月かけて除々に毛先まで石鹸シャンプーにしていくというやり方です。
私自身も髪の毛に関しては、石鹸の泡をつけて軽くなでる程度で洗い流しています。
地肌は経皮毒の影響を受けるので、できるだけ合成界面活性剤や合成香料が入っていない石鹸で洗うようにしたいところです。
しかし、地肌も毎回石鹸シャンプーはちょっと厳しい・・・という場合は、地肌も1週間に1回だけ液体シャンプーにするなどして、いずれ数ヶ月かけて石鹸シャンプーだけに移行していくような流れにしてみましょう☆
ファイト\(^o^)/
最後に
オーガニックの固形石鹸・ナーブルスソープの
ナチュラルオリーブオイルを髪の毛にも使ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
私は髪の毛にも使えたのが予想以上に好印象でリピート決定です!
死海の塩が入った石鹸もありこちらも興味あるので、体験したらまたレビューをご紹介したいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました☆
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