大ベストセラーになった「嫌われる勇気」
というアドラー心理学を学べる自己啓発本が
ドラマ実写化されます。
どんなドラマかと思えば刑事もの
心理学=恋愛なんて思い込んでいましたが
刑事ものも面白そうですね。
忙しいあなたなら本を読む時間は作れなくても
「ながらテレビ」の時間で
心理学を学べるのはいいかもしれません。
この記事ではドラマの基本情報、キャスト
ドラマのあらすじと共に
原作のあらすじ(アドラー心理学)についても
簡単にご紹介します。
最後に心理学をアロマの視点に切り替えて
感情の解放をするアロマもご紹介しています。
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目次
基本情報
第1回放送日: 2017年1月12日(木) 22:00~23:09 初回15分拡大
制作: フジテレビ
原作:「嫌われる勇気」岸見 一郎、古賀 史健(ダイヤモンド社)
主題歌: 大塚愛 「私」
オープニングテーマ: NEWS 「EMMA」
キャスト
香里奈
アドラー心理学そのまんまの主人公
庵堂蘭子(32歳)役を演じます。
アドラー心理学を学んだ蘭子は独身で彼氏のいない刑事。アドラーをそのまんま体現し、一匹狼で自分が信じる道を行くタイプ。他人からの評価も気にせず、媚びず、検挙率の高さを自慢するでもなく余裕のある態度に警察組織ではよく思われていない。
加藤シゲアキ(NEWS)
蘭子とは正反対の性格で
人とは明るく接することができる反面
優柔不断な心配性の青山年雄(28)役を演じます。
人とは常に明るく接するが、優柔不断の心配性、他人からの評価を気にし、嫌われたくない性格。夢だった刑事になったものの、自分勝手な動きが多い蘭子と組むことになり振り回されるが、行動をともにすることでアドラー心理学を学び成長していく。
椎名桔平
犯罪心理学専門の帝都大学文学部心理学科の教授
大文字哲人(52歳)役を演じます。
警視庁の特別コンサルタントで、アドラー心理学を含め、犯罪心理以外の心理学も一通り習得しており、ズバズバと相手の誤りを指摘する毒舌家でもあります。アドラー心理学の本に夢中になっていた大学時代の蘭子に興味を持ち、自分のゼミに誘う。
青山にはアドラー心理学を教える男。
その他に正名僕蔵、升毅などが出演されます。
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原作「嫌われる勇気」のあらすじ
トラウマを否定したうえで
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
と断言するアドラー心理学を
哲学者と青年の対話形式によりまとめた本です。
「嫌われる勇気」というタイトルですが
「嫌われること」そのものに
勇気を持つという意味ではなく
あなた自身が選択する、あなた自身のあり方に
生き方に勇気を持つということです。
登場人物
哲人:
アドラー心理学の研究者。
もう一人の主人公である青年の
あらゆるネガティブな質問に対し、
アドラー心理学の見地から答えていきます。
青年:
学歴や容姿に劣等感があり、
ネガティヴでひねくれもので、
自分のことを好きになれず
過剰に人の視線が気になり悩んでいる青年
あらすじ
「世界はシンプルで、人は誰でも幸せになることができる」
「人は変わることができる」
と説く哲人に対して青年は懐疑的。
議論して哲人の説を破り、
言い負かすために哲人の書斎を訪ねますが、
会話をしていくうちに
青年は、自分には新たな一歩を踏み出すための
勇気が足りていないことに気づき、
一歩踏み出し変わることを決意していきます。
***
劣等感を感じるのは
他者との比較があるからであり
対人関係に「競争」がある限り
人は悩みから逃れられない。なぜなら競争で考えると
世界が危険な場所に感じるからです。その競争から解放されると
他者が「仲間」と感じられるようになり
危険な場所だった世界が
安心できる居場所へと
見え方が変わっていくのです。
そして「認めてほしい」という
承認欲求も否定しています。
「自分に価値がある」
という実感をしたいために
他者に評価を求めます。
しかし、そもそも人は他者の期待を満たすために
生きているわけではありません。
そこで「課題の分離」ということを
アドラー心理学では考えます。
相手が自分のことを
好きになろうが嫌いになろうが、
それは、相手を評価するという
「相手の課題」であって、
自分にはコントロールできないこと。
自分ができることは、
「自分の信じる最善の道を選ぶこと」
ただこれだけなのです。
例えば、
あなたが会社の上司に嫌われていたとしても
それはあなたにコントロールできることではないですよね。
あなたにできることは
「いい仕事をするために最善を尽くすこと」のみと言うことです。
あなたと相手(他者)を切り離し
あなたと相手の「課題」を明確にわけることで
対人関係の悩みから解放されると言うことです。
この自由を得るためのコストは
「他者から嫌われること」だと哲人は言います。
できれば承認欲求を満たして生きていたいと
あなたも思いますよね。
しかし、全ての人に嫌われないようにする
生き方は不自由な生き方であり不可能です。幸せになるには「課題の分離」をし
「嫌われる勇気」を持つことが大切と説きます。
それでは、認めてほしいという
承認欲求のかわりに自分の価値を
実感するにはとうしたらよいのでしょうか?
哲人はこう答えました
「私は誰かの役に立っている」と感じられる
「共同体感覚」を持つこと。そこで求められるのが「他者貢献」であり、
仕事の本質もそこにあるのです。
さらに「過去」「未来」で人生を捉えず
「いま」の連続として人生を捉えること。
ダンスや旅行はそれ自体が楽しみであり目的です。
「いま、ここ」をダンスをするように
生きることができれば
その瞬間から幸せになることかできるのです。
高評価が多いが低評価もあり
多くの人が高評価をつけていますが、
悩みの渦中にいる人
心の病にかかっている人は読まない方がいい
劇薬になるという慎重な意見もありました。
個人的な感想
アドラーの伝えたいことはめちゃめちゃ良くわかりました。
他者と比較することに意味はないですし
自分が本音の部分でどうしたいのか・・・
他者から認められたいと思うのは
自分との信頼関係がないことも
原因の1つではないかと思います。
「自分との信頼関係」を略すと
「自信」にもなりますが
他者とのコミュニケーションを考える以前に
自分自身とのコミュニケーションを最優先に
考えるべきなのかな?!と思いました。
個人的な結論
原作の「嫌われる勇気」は
読む人の心の状況によっては
逆効果になる場合もあるようなので
ドラマ「嫌われる勇気」の方が
より多くの人の人生に
良い意味で影響を与えられる可能性が
あるのかもしれません。
ドラマ/第1話のあらすじ
刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属された。
係長の半田陽介(升毅)は青山に、蘭子と組んでモデル殺害事件に加わるように命じる。青山は、刑事の三宅隆俊(桜田通)から教えられ、携帯電話を持たない主義だという蘭子を探しに行く。
青山が蘭子を探し当てた時、青山の携帯が鳴り、第二の殺人が起きたと告げられる。蘭子は青山の携帯を取り上げ情報を得ると、現場へ急行する。
第二の被害者もモデルだった。
鑑識課の梶準之助(正名僕蔵)と、刑事の浦部義孝(丸山智己)が遺体を調べているところに、蘭子と青山が到着。浦部はふたりに周辺の聞き込みに行くよう指示するが、蘭子は無視して遺体を調べ始める。
さらに蘭子は、遺体を見た帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が明かした見解も、安易な妄想だと一蹴する。別の日、モデル連続殺人事件の捜査会議が開かれ、刑事の小宮山正明(戸次重幸)が概要などを説明していた。
捜査に関わる刑事が勢揃いするなか、蘭子は参加せずにパソコンに向かっていた。
マイペースな蘭子に、青山はうんざり。
半田に相談すると、別の任務を与えられる。青山が訪れたのは帝都大学の研究室で、そこには警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)がいた。
大文字は、庵堂の下の配属だという青山に、庵堂を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。
引用:フジテレビ公式サイト
あなたらしく生きる勇気をアロマとともに
恐れ・トラウマ・怒り・その他にも
良くても悪くても感情というものは存在します。
アドラーはトラウマは存在しないと言います。
有名な心理学者フロイトと正反対の考えですが
どちらが正しいわけでも
間違っているわけでもなく
また、どちらも正しいと言い替えることもできます。
比較することに意味がないとも言えます。
いずれにしても全ての人にとって
心に響く心理学があるとは限りません。
思考し、理論で説明したところで
本音の部分は意識では理解できないのです。
その本音の部分とは無意識、潜在意識
潜在意識の部分には言葉で伝えるよりも
香りで一瞬にして感情へ届けた方が
早いこともあるのです。
読む心理学とは、視点をかえて
香りであなたの心に勇気を感じさせるアロマを
これから少しずつ紹介していきたいと思います。
心配にとらわれた時に使うアロマ
加藤シゲアキさんが演じる青山年雄のような
心配性のあなたにおすすめのアロマオイルは
ラベンダー(アングスティフォリア)
オレンジ
イランイラン
ローマンカモミール
どれか好きなアロマ1つを選んでもOK
好きなものを複数ブレンドしてもOK
静かなお部屋でリラックスして
さらにピュアなアロマをお部屋に香らせて
瞑想してみましょう。
本当のあなたの心の声が
直感でやってくるかもしれません☆
以前、私が書いた記事はこちら
>>お部屋を香らせるディフューザーについて
まとめ
ドラマの基本情報:
第1回放送日:2017年1月12日(木) 22:00~23:09 初回15分拡大
制作:フジテレビ
原作:「嫌われる勇気」岸見 一郎、古賀 史健(ダイヤモンド社)
主題歌:大塚愛 「私」
キャスト
香里奈、加藤シゲアキ、椎名桔平ほか
原作「嫌われる勇気」のポイント
過去は変えることはできなくても
どう捉えるか解釈を変え
他者から認められたいということを求めず
他者から嫌われる勇気を持つこと
いま、この瞬間を楽しむことに
全力をそそぐことができれば
夢中になれれば
その瞬間から幸せになれるということです。
心配にとらわれた時に使うアロマ
ラベンダー(アングスティフォリア)
オレンジ、イランイラン、ローマンカモミール
アロマであなたの心に勇気を♪
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